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アウトソーシングの現状 第4回

〜 アウトソーサーの選び方と契約のポイント 〜

 では、実際にアウトソーサーを選ぶ際に注意すべきポイントにはどのようなものがあるのか。 そして、選定後に締結する契約書には、どのような項目を記しておけば良いのか。選定と契約のポイントを整理してみる。


選定のポイント

■専 門 性

「専門性の積極活用」を目的としている以上、当然の要件である。委託する業務に基づき、課題の発掘と解決策を提示してもらい、その専門性を評価する。


■合 理 化

委託業務を、当初の方法で処理し続けるのではなく、独自のコスト削減ノウハウにより、つねに合理化してもらわなければならない。1年後、3年後の改善提案で評価する。


■マッチング

単発の外注とは異なり、継続して業務を委託することとなるので、委託側企業と文化や企業風土など相性が合うかどうか見極める必要がある。


■信 頼 性

業務によっては、機密情報を知られることがあるので、機密保持について信頼できるかどうか重要な要件となる。

契約のポイント

■委託する内容について

業務フローに基づき該当業務を徹底的に細分化し、どこをどのように委託するのか明確にする。グレーゾーンを完全に排除し、業務フローが完全につながるようにする。

■委託にかかる費用について

一式いくらではなく、できるだけ細部につき金額を設定するようにする。契約時のみならず、契約後の価格見直しが有利になる。

■委託業務の追加が発生した場合について

特にシステム関係では、追加が発生しやすい。想定される追加項目をできるだけ網羅して、その場合の処置や追加金額について、事前に取り決めておく。

■トラブルが発生した場合について

アウトソーサー側の過失と不可抗力、それぞれの場合のトラブルにつき、責任の所在と賠償義務を明確にしておく。



以 上

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