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「管理」で捉える総務業務 第17回

〜 総務業務に共通する考え方の検討 〜


今回は、車両(社有車)に関する管理について整理してみる。

実態把握が重要「使用管理」と「記録管理」

 社有車の管理は、定期点検を実施し、快適に運転できるようにする「保守管理」と下記に述べる、車両事故を防止するための 「安全管理」につきる。そのどちらの管理を実施するのにも、どのような車両の使われ方をしているかを把握する必要がある。 そのために、車両の使用申請制度を導入し、道交法での安全運転管理者のやるべき事項としての運転日誌を、各車両に常備して おき、どちらも必ず記載し記録として残す必要がある。その記録の分析から、車両の使用頻度が高い部署やメンバーを特定し、 「安全運転管理」の重点対象とし、また、その対象者の所属事業部門の仕事の流れと車両の使用方法との関連を把握し、定期点 検の時期や、車両事故が頻発するのであれば、原因(発生時期、発生時間、発生場所をもとにして)を特定し、予防策や注意喚起を していくのである。効果的な管理のために、ローデーターの収集と分析が欠かせないのである。

ドライバーのための「安全管理」

 ドライバーを対象とした安全運転講習会は、法的に必要なことはもちろんだが、参加する側にとってみると、「貴重な時間を浪費 してしまい、出席したくない。」という意見が大多数ではないだろうか。そのため、企業によっては、社内免許制度を導入し、 安全運転講習会の出席を条件として、翌年の社内免許を更新するところもある。しかし、本来的な意味からすると、ドライバーが 交通事故を起こし、そのために、多大な精神的苦痛を味わうのを防ぐのが、その目的であるはずである。従って、ドライバーが 自発的に参加してくるような内容の講習会が理想である。主催者側も、その点を十分に理解し、ただ単に、年中行事として、毎年 ビデオを流し、管轄警察或いは保険会社の担当者による一般的な事故分析をするだけではなく、実際に社内の同僚が起こした事故 の紹介や、示談成立までの苦労を説明するなど、もっと身近な例を取り上げて参加を促す必要がある。

次回は、イベント運営について「管理」というキーワードでそのポイントを整理してみる。

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