しごとナビ

はたらく人のソーシャルコミュニティー


求人8558件 企業3790社 求職者1112136人 (10月13日(日)更新)

おかげさまで『しごとナビ』登録者が111万人突破しました。
【しごとナビからのお知らせ】お電話またはウェブ面談を利用して、非対面式での転職相談もご対応可能です。お気軽にお問い合わせください。
リス株式会社代表木村亮郎の「ヒトビジネスつれづれ」

しごとナビを運営しているリス株式会社の代表木村亮郎のブログを紹介いたします。
「しごとナビ運営の歴史」「人材業界にかける意気込み」など、直接本人がみなさんに語りかけます。
しごとナビはこういう思いで運営されているのかなど、利用者のみなさま必見の内容です。

<最新5件を掲載しています> ※さらに下に「しごとナビ無料化のいきさつ」3回分を特別掲載

※情報取得先サーバーからの返答がないため、情報が取得できませんでした。

<しごとナビ無料化のいきさつ(全3回)>

しごとナビ無料化までのいきさつ(1)

会社は今年30周年の節目。


いまさらブログでもないだろう、とは思いながら、節目の年に会社の心臓部とも云うべきWebサイト・しごとナビの”無料開放”の決断・・・巡り合わせを感じながら色々と書き記してみよう、と考えました。ブログ・デビューです、宜しく。


今日はしごとナビ無料化に踏み切ったいきさつを記してみます。

リスは人材派遣業として設立、今は人材紹介業、求人広告業、再就職支援業と広がっていますが、しごとナビ開設の2000年11月は人材派遣専業でした。


当時はインターネットが急速に広がり始め、ホームページ開設がブームの気配を見せていた時でしたから、当社もその波に乗ってその前年に自社ホームページを立ち上げ”これがうまく軌道に乗れば広告費軽減に繋がる”と期待を膨らませました。人材派遣業は、新規登録者を常に募集し集め続ける宿命で、そうしないとクライアントのニーズに対応できず競合に勝ち残れないからですが、求人広告費は増え続け経営上の大きな負担になり、これを軽くする対策が悩みの種でした。

毎日データを取り、様々にやり方を工夫したのですが、一向に好転の兆しは見えません。ウェブ開発担当者と連日の打ち合わせも空振りのままで、担当者も行き詰り、相当のプレッシャーを感じているのが分かるような日々でした。


そうしたある日、派遣登録者の増えない理由は限られたパイの中での同業者間の引っ張り合いに過ぎない事に気づかされました。であれば、宣伝量の差で大手に流れるのは同じ事です。そこで、発想を転換し、受け皿を大きくすれば派遣予備軍が集まり易くなる、と考えました。


あらゆる雇用形態を網羅し、しかも重複登録を可能とする事で、第1希望は正社員だけど思う仕事に付けない場合も有るので第2希望を派遣として登録しておこう、と考える人達・・いわゆる派遣経験は無いが興味は有る派遣予備軍、この新しい層を呼び込むために「全方位型・求人求職サイト」として立ち上げたのが”しごとナビ”です。


ちょっと、始めから長くなりすぎたので、ここで今日は終わります。日を改めてその後の事を書かせてもらいます。


しごとナビ無料化までのいきさつ(2)

全方位型求人求職サイト・しごとナビはこうして立ち上がり、求職者の登録も順調に増え始めました。

問題は、求人会社登録のバランスです。

求人会社が少ないと求職者登録もジリ貧になると予測されますので、求人会社も一定数確保は不可欠です。その為、求人広告料金、つまり広告売上には拘らず、利用会社の納得性に配慮した「成果報酬型料金システム」としました。内容は、求人会社に掲載無料・採用人数申告制(正社員1名5万円・外2万円)、更に就職が決まった人に就職祝い金を送る制度です。

これなら求人会社も求職者も歓迎してくれ、皆が喜んでくれる最高のシステムだ、と自画自賛し継続性・発展性を確信したのです。


ところが、この自己申告制は申告しない、又は数を誤魔化すお客様も多い事に気付かされ、システム的に完璧で無い以上、継続・発展は有り得ませんからガラッと変えました。「全国一律5万円/4週間」の有料化です。


掲載無料から、安くとも有料化ですから、180度の転換です。1年半で500社程のお客さまが出来ていましたが、一気に崩れてしまう危険性もありました。

顧客離れの恐怖心は並ではありません。それでも踏み出すかどうか?

しかし、最終的には有料化に踏み切りました。

リスクは有っても手応えの有る方が良い、からです。

求人求職サイトは、参加される企業・求職者の方々と作って行くものです。

共感・共鳴が大切です。

結果的にこの切り替えは成功し、約6年続いたのです。


・・・今日はこれで中断します。来週、又。

しごとナビ無料化までのいきさつ(3)

全国一律5万円/4wの低料金システムは、切り替え時にガタンと減った求人掲載数も徐々に増え、求職者登録も10万人を越え20万人更に30万人を突破し増え続けました。そうなると自信も湧いてきて、会議でも社員の強気の発言が目立つようになってきました。


求人広告料金の見直しです。

転職サイトとして野望もあり、大手並みの10万円、30万円、50万円/各4wの料金システムの是非です。只、お客様の納得性に拘る姿勢は崩せません。

しごとナビで採用出来なかった場合、人材紹介で採用成果を出すサポートをし、その人材紹介料金から既に投じた求人広告費を差し引くサービス、つまり、求人広告と人材紹介を1セットにした「Wフォローサービス」として売り出したのです。2008年2月のことです。


この新サービスは、驚くほど出足好調でした。

ところが、段々低迷し始め、そこに世界不況の直撃を受けてしまいました。

ビジネスモデル変更を余儀なくされる環境に陥ったのです。

2009年4月しごとナビは、こうして無料開放へと大きく舵を切り直しました。


この大不況の中で失業者は増え続け、国も雇用対策を重視して思い切った予算を投じています。こういう時期こそ人材会社が元気良く雇用創出に励む時の筈です。

我々に出来る事は何か?そこを考え抜きました。

結論として「しごとナビの最大活用」、今だからこそ出来る無料開放、つまり、成果報酬型料金システムの時と同じ無料掲載、原点回帰です。

求職者が望む求人情報量、これを徹底しよう、と考えました。

地方自治体の求人情報一覧もコンテンツとし、食事付き・住まい付きなどの求人票に検索出来るようにシステムも改良し、農業・漁業・介護・職人など賃金は安くても生活が安定する業界・職種を掲載し易くしました。

又、同業の人材会社へも無料開放しました。

しごとナビ最大活用施策が「無料開放」、これがどれ程、社会のお役に立てるか、は分かりませんが歩を進めて行きます。

・・・・・・初回テーマが3回になり、今後は極力、1回で済ませます。

その他、木村亮郎ブログ「“ヒト”ビジネスつれづれ」はこちらから

▲ページTOPへ

▲ページTOPへ