人材派遣・転職支援

派遣社員の場合、雇用契約は派遣会社と結び、派遣会社の社員として、派遣先企業（一般企業）に派遣されます。
正社員の場合は、就業する企業と雇用契約を結び、その企業の社員として勤務します。
派遣社員の場合は、派遣先企業での就業時間・期間・残業の有無・時給等を選ぶことができます（休日は派遣先企業指定となります）。ただ、賞与は原則としてありません。
また、派遣契約期間の終了後は、希望してもその派遣先企業に継続して就業できるとは限りません。

紹介予定派遣とは、一定期間、派遣社員として働き、企業と派遣社員のお互いの希望が一致した場合、正社員（または契約社員）として正式雇用される制度です。
通常の派遣社員として働く場合は、正式雇用の前提はありません。

法律で指定された26業務については、期間の制限はありません。
それ以外の業務では、最長3年間となります。
3年間以上、同じ派遣社員が同じ業務で就業している場合、派遣先企業は派遣社員に、直接雇用の申込みをすることが定められています。

残念ながら、必ずしもお仕事がご紹介できるとは限りません。
できる限りご希望に沿ったお仕事をご紹介させて頂きますが、やむを得ずお役に立てない場合もあります。

複数の派遣会社への登録は、特に問題ありません。
登録した派遣会社で気に入ったお仕事がない場合は、他の派遣会社で希望のお仕事が見つかる場合もあります。
ただ、あまり沢山の派遣会社に登録をすると、多くの会社とのやり取りが発生することになりますから、ご自身で管理できる数がいいでしょう。

有給休暇は正社員の場合と同様に、6ヶ月継続勤務後、労働日の8割以上の出勤で、10日間支給されます。
派遣社員の場合、派遣会社との雇用契約のため、同じ派遣会社との契約を繰り返して6ヶ月以上継続勤務する必要があります。

2ヶ月以上の継続勤務で、社会保険・雇用保険等の各種保険にも加入できます。

就業条件により、支給される場合とされない場合があります。
ご担当のコーディネーターと契約条件を確認しましょう。

人材派遣会社は、社会保険の加入に関係なく、派遣社員に年一回、健康診断を受けさせることが法律で定められています。
ただ、健康診断の実施月に、その派遣会社の派遣社員として働いていない場合、受けることができない場合もありますので、派遣社員として働く場合は各派遣会社の実施月を確認しておきましょう。