志望動機のウラを徹底解剖!
(取材・文/朝倉昭)2005.07.15
意欲だけでは「動機」にならない!
現実の応募書類を見ると、「志望動機」の多くが「できます」「やりたいです」だけに終始しており、まったく売り込みになっていないというのが現状です。
最近の求人広告には「こんな人物が欲しい」という企業側のメッセージが載っているのですから、これを利用した「動機」づくりが基本になります。
そしてもうひとつ、「求人企業の特色」に合わせた記載方法が、とても重要な戦略になります。どんなに素晴らしい「動機」を書いても、その企業の実情に合っていなければ意味がありません。
例えば成長中のベンチャー企業に対して、冒険心がない保守的な「動機や実績」を書いても、書類選考で真っ先に落とされます(実話)。
この最終回では、そんな「ウラの傾向」をケースごとに見ていきたいと思います。
若い企業やベンチャー系の場合
成長過程にある企業の場合、採用基準がドライになる傾向があります。経営陣や採用担当が若く、意欲的であることの裏返しでもあります。
そのような企業が「この人は素養がある」と興味を持つ「志望動機」は、明確なもの、簡潔なもののほか、ビジネス用語や業界用語を含めて書かれたものです。
またこのような企業は、熟練した即戦力が不足しています。すると評価する人物像もスキルの高さが中心になり、チェックも生活環境より「技能・経験」に傾きがち。
そこで「志望動機」から興味を惹くには、まず...
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( 内容の続き )
若い企業やベンチャー系の場合
・基本的な傾向と攻略法
歴史が古い企業の場合
・基本的な傾向と攻略法
応募職種によるポイント
・技術系(クリエイター系)
・事務系
・営業系
このポイントで人事を落とす!
・インパクトを与える志望動機の構成とは